自社制作

EKFLASH自主制作AI短編映画『LAST SEEN』を公開

EKFLASHは、生成AIを活用した自主制作短編映画 『LAST SEEN』 を制作・公開しました。

本作は、深夜の最終電車を舞台に、**「無関心」「孤立」、そして“他者を見ること”**をテーマに描いたサイコロジカル・ホラー作品です。

STORY

深夜、最終電車で帰宅する達也は、車両の奥でひとり静かに泣いている女性に気づきます。

心配して声をかけ、近づいた彼が目にしたのは、顔のない女でした。

異変を感じた達也は電車を降り、ホームへ逃げ出します。しかし、そこにいる人々も次第にどこか見知らぬ存在へと変わっていきます。

逃げても、場所を変えても、違和感は消えない。

やがて達也は、自分を取り巻く悪夢が、これまで彼自身が“見ようとしてこなかったもの”と重なり始めていることに気づいていきます。

You never saw anyone. Now, no one sees you.

『LAST SEEN』で描きたかった恐怖は、「顔のない女性」という存在そのものだけではありません。

誰かがすぐそばにいても、その存在に関心を向けなければ、その人は自分にとって“見えていない”のと同じなのではないか。

他者を見ようとしなかった主人公が、やがて自分自身も“誰からも見えない存在”へと近づいていく。

本作では、ホラーというジャンルを通して、現代社会における無関心、孤独、そして人と人との断絶を描いています。

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作品を象徴する言葉は、

You never saw anyone. Now, no one sees you.

タイトルの 『LAST SEEN』 にも、“最後に目撃された”という意味と、物語を通底する「見る/見られる」というモチーフを重ねています。

生成AIで、新しい映画表現を探る

『LAST SEEN』は、EKFLASHが取り組む生成AIを活用した映像表現の可能性を探る中で生まれた自主制作作品です。

生成AIを単に映像をつくるためのツールとして使用するのではなく、キャラクター、空間、カメラワーク、光、色彩、編集、音響までをひとつの映画体験として設計。AIによる新しい制作手法と、従来の映画が培ってきた演出・ストーリーテリングをどのように融合できるかを追求しました。

無機質な深夜の電車、冷たい蛍光灯、静まり返った車内、そして遠くに座るひとりの女性。

日常の延長線上にある風景を少しずつ異質なものへと変化させることで、派手な恐怖表現だけに頼るのではなく、静かに違和感が積み重なっていく心理的な恐怖を目指しています。

なお、本作は現在、「AI Film Festival Japan 2026」へ出品しています。

今後もEKFLASHは、生成AIと映像表現を掛け合わせながら、新しいストーリーテリングと映像制作の可能性を追求していきます。


「 LAST SEEN 」

LAST SEEN

プロデューサー
WANG YU

企画・制作
EKFLASH